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LifeSensors社 脱ユビキチン化酵素阻害剤 PR-619

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脱ユビキチン化酵素阻害剤 PR-619  

LifeSensors社は、ユビキチン/ ユビキチン様タンパク質分野に特化した製品を販売しています。 

本製品は脱ユビキチン化酵素(Ubイソペプチダーゼ)だけでなく、UbLイソペプチダーゼも阻害します。

 

特長
  • 細胞膜浸透性
  • 非選択的・可逆的阻害剤

 

 

使用例

in vivo におけるDUBsの阻害

P2-1_300.jpg

 

 

 

HCT-116細胞にPR-619(30μM)を加え、1、2、4、8、16、24時間後に回収し、25μgの細胞溶解液でウェスタンブロッティングを行った。検出は抗ユビキチン抗体(上図)と抗βactin抗体(下図)を用いた。
添加1時間後にポリユビキチン化タンパク質量が増加し、そして可逆的阻害であることから徐々に減少した。

 

 

 

in vitro におけるDUBsの阻害 

 

P2-2_300.jpg

 HEK293細胞の溶解液(PR-619またはDMSO含有)へAgarose-TUBE1*1を加えてユビキチン化タンパク質をプルダウンした。Agarose-TUBE1*1からユビキチン化タンパク質を溶出し、ウェスタンブロッティングを行った。検出にはBiotin-TUBE1*1とStreptavidin-HRPを用いた。図中の重量はプルダウンに使用したタンパク質量を示している。
Input:遠心分離前のサンプル
Mock:TUBE1が結合していないAgaroseでプルダウンしたサンプル
Unbound:遠心分離後のサンプル
細胞溶解液へPR-619を添加することで、溶解後の脱ユビキチン化が防がれていた。

 

 

 *1 TUBEはTandem Ubiquitin Binding Entityのことで、ユビキチンに対する特異性と親和性が抗体よりも高い人工タンパク質です。

価格表
製品名貯法メーカー
製品番号
製品番号容量価格オンライン
カタログへ
PR-619 -80℃ SI9619 59568-54 5mg 22,000 e-Nacalai.jpg
分子量:223 Da 純度:>95%
多くの場合5-20μMの範囲で使用されます。
※掲載の内容は、'12年8月現在の情報に基づいております。

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