Atlas Antibodies社の抗体は、Human Protein Atlas(HPA)プロジェクトで開発・検証された抗体です。約15,000のラインアップがあり(2013年11月現在)、今後もさらなる充実を目指しています。正常・がん組織や各種細胞株で検証した免疫組織染色のデータが豊富です。
ヒトタンパク質をターゲットにした抗体
一つの抗体に対し、約700枚の画像データ
ヒト組織の免疫染色におすすめ!
Human Protein Atlas(HPA)とは
Image may be NSFW. Clik here to view.
Human Protein Atlas(HPA)は2003年にスウェーデンで設立されたアカデミックプロジェクトです。このプロジェクトの目的はヒトタンパク質の局在を特異的抗体を用いてゲノムワイドに解析することです。膨大な数のヒト正常組織、腫瘍組織、各種細胞株および初代培養細胞におけるタンパク質の局在を、免疫組織染色や免疫蛍光染色、ウェスタンブロッティングで確認されています。2013年3月現在では、15,000種類以上のヒト遺伝子の発現プロファイル情報を18,000種類以上の抗体を用いて解析されており、全情報がデータベース化されWeb site(www.proteinatlas.org)に無料公開されています(HPAでは独自に開発した抗体だけでなく、様々なメーカーから販売されている抗体も利用しています)。これはヒトゲノム全体の70%以上を占めます。2015年までに20,000種類のヒト遺伝子の発現プロファイルを完了することを目標に現在もプロジェクトが進行中です。
Atlas Antibodiesとは
Atlas Antibodies社 は2006年にHuman Protein Atlas (HPA)からスピンアウトし、スウェーデンで設立されました。HPA で開発・検証された抗体を製造・販売することを目的としています。よって、Atlas Antibodies社で販売される抗体のすべては、HPAですでに検証済みです。HPAのWeb siteでは、正常・腫瘍組織や各種細胞株で検証した免疫組織染色のデータが豊富ですが、このときに使用した抗体を、Atlas Antibodies社からお求めいただけるということです。
使用例検索について
Web siteでは、HPAプロジェクトで検証された抗体について、Atlas Antibodies社製品に加え、様々なメーカーから販売されている抗体の使用例を掲載しています。Atlas Antibodies社から販売の抗体についてのデータは、ポリクローナル抗体の場合は「HPAXXX」と記載され、モノクローナル抗体の場合は「AMAbXXX」と記載されています。Atlas Antibodies社は、ここで表示されている番号を製品番号にも使用していますので、ご注文はこの番号でご連絡ください。
(i) DAPI for the nucleus, (ii) anti-tubuline ab as internal control and marker of microtubules and (iii) calreticulin for the endoplasmic reticulum (ER)
Image may be NSFW. Clik here to view. サンプルは216人の患者由来の20種類のがんタイプがあり、すべてのがん組織に対しIHCを実施しています。個々のサンプルに対し、複数枚の画像データがあります。 ●Cell Line SummaryImage may be NSFW. Clik here to view.