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NMR 用D 化溶媒サマーキャンペーン


SFC用COSMOSILカラム

Tocris社 2016年7月新製品

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Tocris_a-bio-techne-brand_logo.png

 

 

 

 

 

 

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New products are an essential component of our range. Introductions are made on an ongoing basis, with hundreds of new small molecules, peptides and antibodies being added every year. Our aim is to find the latest, otherwise unobtainable research tools, and bring them to the market as quickly as we can.

 

Cat.No. Product Name Activity
5982 cis-6-Hydroxynorketamine hydrochloride

Metabolite of ketamine (Cat.No. 3131); antidepressive

5958 Desloratadine High affinity H1 antagonist; anti-inflammatory.
5917 PF 9184 Potent microsomal prostaglandin E synthase 1 (mPGES-1) inhibitor
5867 Ceefourin 1 Selective MRP4 inhibitor
5855 SR 9009 Rev-Erbα/β agonist
5809 SPL 334 S-Nitrosoglutathione reductase inhibitor
5799 Mitoglitazone nsulin sensitizer; exhibits low binding affinity at PPARγ
5794 LM 10 Selective tryptophan 2,3-dioxygenase (TDO) inhibitor
5747 Apcin Cdc20 inhibitor; inhibits Cdc20-substrate interaction
5311 RHPS 4 methosulfate Telomerase inhibitor

 

 

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「祇園祭クリーンキャンペーン」協賛のお知らせ

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「祇園祭クリーンキャンペーン」に協賛しています。

 

大阪の天神祭、東京の神田祭と並び、日本三大祭りの一つとして有名な「祇園祭」が今年も京都で開催され、期間中は本社周辺も大変な賑わいとなります。

 

祇園祭は、毎年7月1日に幕を開け、14日~17日の「前祭」(山鉾巡行17日)、21日~24日の「後祭」(山鉾巡行24日)と続き、祭事は7月31日まで続きます。

 

1カ月にわたる祭りの期間中は、数多くの観光客で賑わい、毎年、この華やかなイベントの裏で、観客が出す大量のゴミが問題となっていました。クリーンキャンペーンは、「ゴミの散乱しない祇園祭」を実現するために企画されたもので、今年も弊社は、「祇園祭クリーンキャンペーン」に協賛しています。

Evrogen社 蛍光タンパク質発現ベクター

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Evrogen社 蛍光タンパク質発現ベクター

evrogen_logo_web.jpg

 

 

 

 

Evrogen社は、高輝度のBasic蛍光タンパク質や光応答性蛍光タンパク質、カルシウムイオンや過酸化水素濃度の変化を検出可能な蛍光タンパク質など、さまざまな蛍光タンパク質発現ベクターを中心に販売しています。ここでは、タンパク質の局在化や相互作用解析、プロモーター活性の検出、細胞やオルガネラの標識などに使用されるTagFPsおよびTurboFPsを紹介します。

 

 

| TagFPs | TurboFPs |

 

 

スペクトルデータ

Evrogen_excitation_emission_spectra.jpg

 

  

TagFPs

TagFPsは、モノマータイプの蛍光タンパク質です。Evrogen社では、TagFPs融合体作製用ベクター、局在化解析用ベクターを用意しています。

 

 

特長
  • モノマータイプの高輝度蛍光タンパク質発現ベクター
  • タンパク質局在化解析や相互作用解析が可能
  • 局在化や相互作用解析のマルチカラー解析も可能

 

 

使用例
■哺乳類細胞におけるマルチカラー標識

Evrogen_TagFPs.jpg

(A)TagCFP-β-アクチン融合体(シアン)、TagYFP-α-チューブリン融合体(黄色)を用いた細胞骨格標識、TagFP635-H2B融合体(赤色) を用いた核標識、TagRFP(紫色)を用いたゴルジ体標識
データ提供:Michael W. Davidson(Florida State University) 

(B)TagCFP(シアン)を用いたミトコンドリア標識、Dendra2*(緑色)を用いたビメンチン標識、TagRFP-β-アクチン融合体(赤色)を用いた細胞骨格標識
*Evrogen社より販売の光応答性蛍光タンパク質

 

 

主な性質と推奨用途
製品グループTagFPs
CFPYFPRFP
蛍光色 シアン 黄色 赤(橙)
励起波長 458nm 508nm 555nm
蛍光波長 480nm 524nm 584nm
量子収率 0.57 0.62 0.48
分子吸光係数 37000 64000 100000
輝度 21.1 39.7 48.0
EGFPに対する輝度(%) 64 120 145
pKa 4.7 5.5 3.8
構造 単量体 単量体 単量体
凝集性 なし なし なし
成熟(37℃) 迅速 迅速 迅速
光安定性
分子量(kDa) 27 27 27
推奨用途
細胞ラベリング 哺乳類
細胞ラベリング バクテリア
プロモーター活性
安定発現 可能 可能 可能
複合体作製

 

TagFPsの適切なフィルターセットについて
TagCFP XF114-2、XF130-2(オメガ社)
*ECFPフィルターセットおよび類似のフィルターセットでも検出可能
TagYFP XF104-3、XF105-2フィルターセット(オメガ社)
*41028Yellow GFP BP(10C/Topaz)フィルターセット(Chroma Technology社)および類似のフィルターセットでも検出可能
TagRFP QMAX-Yellow、XF108-2、XF101-2、XF111-2フィルターセット(オメガ社)
*TRITCフィルターセットおよび類似のフィルターセットでも検出可能

 

TagCFP

TagCFPは、野生型GFP様タンパク質であるクラゲ類Aequorea macrodactyla由来の変異体タンパク質です。シアン色のTagCFPはECFPと比較し、高輝度の蛍光を示します。哺乳類細胞で発現させた場合、トランスフェクションの10-12時間後から蛍光シグナルを検出可能で、細胞毒性や凝集も確認されません。 

 

■TagCFPを用いた哺乳類細胞での発現

Evrogen_TagCFP.jpg

(A)ミトコンドリアをターゲットとしたTagCFPのU-205(ヒト骨肉腫)細胞での一過性の発現、(B)TagCFP-α-チューブリンのHeLa細胞における一過性の発現、(C)TagCFP-β-アクチンのHeLa細胞での一過性の発現
データ(A)提供:Dr. Christian Petzelt(Marinpharm)

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TagCFP哺乳類細胞発現ベクター
pTagCFP-C FP111 20μg e-Nacalai.jpg
pTagCFP-N FP112 20μg e-Nacalai.jpg
TagCFP局在化解析用ベクター
pTagCFP-actin FP114 20μg e-Nacalai.jpg
pTagCFP-tubulin FP115 20μg e-Nacalai.jpg
pTagCFP-mito FP117 20μg e-Nacalai.jpg

 

TagYFP 

TagYFPは、緑色蛍光のTagGFPタンパク質を改良し開発されたタンパク質です。TagYFPはEYFPと比較し、pH安定性に優れます。哺乳類細胞で発現させた場合、トランスフェクションの10-12時間後に蛍光シグナルを検出可能で、細胞毒性や凝集も確認されません。 

 

■TagYFPを用いた細胞質およびオルガネラでの発現

Evrogen_TagYFP.jpg

哺乳類細胞における全細胞(A)およびミトコンドリア(B)をターゲットとした発現 

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TagYFP哺乳類細胞発現ベクター
pTagYFP-C FP131 20μg e-Nacalai.jpg
pTagYFP-N FP132 20μg e-Nacalai.jpg
TagYFP局在化解析用ベクター
pTagYFP-actin FP134 20μg e-Nacalai.jpg
pTagYFP-tubulin FP135 20μg e-Nacalai.jpg
pTagYFP-mito FP137 20μg e-Nacalai.jpg

 

TagRFP

TagRFPは、野生型RFPタンパク質であるイソギンチャクEntacmaea quadricolor由来のタンパク質です。赤色蛍光のTagRFPは、これまでのモノマー型の赤色蛍光タンパク質で最も高い蛍光輝度を示します。TagRFPは哺乳類細胞で発現させた場合、トランスフェクションの10-12時間後に蛍光シグナルを検出可能です。 

 

■TagRFPの各種融合体タンパク質の発現 

Evrogen_TagRFP.jpg

一過性のトランスフェクションにより、HeLa細胞において、TagRFPとさまざまなタンパク質の融合体を発現させたデータ。
データ提供:Michael W. Davidson(Florida State University)

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TagRFP哺乳類細胞発現ベクター
pTagRFP-C FP141 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-N FP142 20μg e-Nacalai.jpg
TagRFP局在化解析用ベクター
pTagRFP-actin FP144 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-tubulin FP145 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-mito FP147 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-actinin FP360 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-integrin FP361 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-Cx26 FP362 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-Cx32 FP363 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-Cx43 FP364 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-EB3 FP365 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-FAK FP366 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-Golgi FP367 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-H2B FP368 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-keratin FP369 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-laminB1 FP370 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-profilin FP371 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-vinculin FP372 20μg e-Nacalai.jpg
pTagRFP-zyxin FP373 20μg e-Nacalai.jpg

 

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TurboFPs 

TurboFPsは、ダイマータイプの蛍光タンパク質です。Evrogen社では、TurboFPs融合体作製用ベクター、局在化解析用ベクターを用意しています。 

 

 

特長
  • ダイマータイプの高輝度蛍光タンパク質発現ベクター
  • 高輝度かつ成熟の早い蛍光タンパク質発現ベクター
  • 細胞やオルガネラの標識、プロモーター活性の測定などが可能

 

 

使用例
■他社赤色蛍光タンパク質との比較

Evrogen_TurboFPs.jpg

TurboRFPは、トランスフェクションの22時間後に高輝度の蛍光強度を示した。またTurboRFPは、細胞質全体に発現する一方で、製品AおよびBは、トランスフェクションの7日後に異常なゴルジ体と考えられる部位に局在化した。 

 

 

主な性質と推奨用途
製品グループTurboFPs
GFPYFPRFPFP602FP635
蛍光色 黄色 赤(橙) 真赤 近赤外
励起波長 482nm 525nm 553nm 574nm 588nm
蛍光波長 502nm 538nm 574nm 602nm 635nm
量子収率

0.53

0.53 0.67 0.35 0.34
分子吸光係数 70000 105000 92000 74400 65000
輝度 37.1 55.7 61.6 26.0 22.1
EGFPに対する輝度(%) 112 169 187 79 67
pKa 5.2 5.9 4.4 4.7 5.5
構造 二量体 二量体 二量体 二量体 二量体
凝集性 なし 高濃度であり なし なし なし
成熟(37℃) 超迅速 超迅速 超迅速 迅速 超迅速
光安定性
分子量(kDa) 26 26 26 26 26
推奨用途
細胞ラベリング 哺乳類
細胞ラベリング バクテリア
プロモーター活性
安定発現 可能 不明 不明 可能 可能
複合体作製

 

TurboFPsの適切なフィルターセットについて
TurboGFP QMAX-Green、XF100-2、XF100-3、XF115-2、XF116-2フィルターセット(オメガ社)
*EGFPやFITCを含む緑色色素に共通のフィルターセットでも検出可能
TurboYFP XF104-3フィルターセット(オメガ社)
42003("ZsYellow1")フィルターセット(Chroma Technology社)
TurboRFP QMAX-Yellow、XF108-2、XF101-2、XF111-2フィルターセット(オメガ社)
*TRITCフィルターセットおよび類似のフィルターセットでも検出可能
TurboFP602 QMAX-Red、XF102-2フィルターセット(オメガ社)
*TRITCフィルターセットおよび類似のフィルターセットでも検出可能
TurboFP635 QMAX-Red、XF102-2フィルターセット(オメガ社)
*Texas Redフィルターセットおよび類似のフィルターセットでも検出可能

 

TurboGFP 

TurboGFPは、カイアシ類Pontellina plumata由来の緑色蛍光タンパク質CopGFPを改変したバリアントタンパク質です。TurboGFPは他のGFPタンパク質よりも、非常に迅速に成熟化します。これらの性質からTurboGFPは、細胞やオルガネラの標識、プロモーター活性の追跡などへの使用が推奨されます。

 

■TurboGFPの迅速な成熟化を応用した初期胚での発現

Evrogen_TurboGFP1.jpg

TurboGFPとEGFP発現ベクターをXenopusの胚にマイクロインジェクションした結果、TurboGFPは初期原腸胚(データ左側)、後期原腸胚(データ右側)共に緑色蛍光を発する一方、EGFPはいずれの場合も蛍光が確認されなかった。以上の結果、初期における急速な胚の発達の観察を解析することが必要とされる実験にも適用することが示されている。
データ提供:Dr. A. Zaraisky(Institute of Bioorganic Chemistry, RAS(Moscow, Russia))

 

■TurboGFPを用いた細胞質およびオルガネラでの発現

Evrogen_TurboGFP2.jpg

(A)TurboGFPを用いたCHO-K1細胞における細胞質発現、(B)TurboGFP-fibrillarin融合タンパク質のHeLa細胞における核内発現、(C)ミトコンドリアターゲッティング配列を付加したTurboGFPのHeLa細胞におけるミトコンドリアでの発現、(D)ミトコンドリアターゲッティング配列を付加したTurboGFPのT24ヒト膀胱癌種細胞におけるミトコンドリアでの発現。
データ提供:Dr. Christian Petzelt(Marinpharm)

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TurboGFP哺乳類細胞発現ベクター
pTurboGFP-C FP511 20μg e-Nacalai.jpg
pTurboGFP-N FP512 20μg e-Nacalai.jpg
TurboGFPバクテリア発現ベクター
pTurboGFP-B FP513 20μg e-Nacalai.jpg
TurboGFPプロモーターレスベクター
pTurboGFP-PRL FP515 20μg e-Nacalai.jpg
TurboGFP局在化解析用ベクター
pTurboGFP-mito FP517 20μg e-Nacalai.jpg
TurboGFP Gateway®エントリーベクター
Gateway® TurboGFP-C entry clone FP521 20μg e-Nacalai.jpg
Gateway® TurboGFP-N entry clone FP522 20μg e-Nacalai.jpg
TurboGFPリコンビナントタンパク質
Recombinant TurboGFP(rTurboGFP) FP552 100μg e-Nacalai.jpg

 

TurboYFP

TurboYFPは、クラゲ類Phialidium sp由来の黄色蛍光タンパク質PhiYFPを改変したバリアントタンパク質です。TurboYFPの高輝度の黄色蛍光は、 GFPやRFPの間の蛍光波長、すなわち538nmに蛍光波長を有することから、共通の検出チャネル型や1種類のレーザー励起光照射型のフローサイトメトリーによるGFP、RFP、YFPの分離に適しています。

 

■TurboYFPを用いた細胞質での発現

Evrogen_TurboYFP.jpg

TurboYFPを用いたPhoenix細胞における細胞質発現。

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TurboYFP哺乳類細胞発現ベクター
pTurboYFP-C FP611 20μg e-Nacalai.jpg
pTurboYFP-N FP612 20μg e-Nacalai.jpg
TurboYFPバクテリア発現ベクター
pTurboYFP-B FP613 20μg e-Nacalai.jpg
TurboYFPプロモーターレスベクター
pTurboYFP-PRL FP615 20μg e-Nacalai.jpg

 

TurboRFP 

TurboRFPは、イソギンチャクEntacmaea quadricolor由来の新しい赤色蛍光タンパク質です。TurboRFPは、DsRed2の2倍以上蛍光強度が高く、細胞質での分散した発現、迅速な成熟化の性質を持ち、トランスフェクションの8-10時間後から蛍光シグナルを検出可能です。 

 

■TurboRFPを用いた細胞質およびオルガネラでの発現

Evrogen_TurboRFP.jpg

TurboRFPの細胞質での発現(A)およびミトコンドリアターゲッティング配列を付加したTurboRFPのミトコンドリアでの発現(B)。HeLa細胞にそれぞれのベクターをトランスフェクションのした後、24時間後に検出したデータ。

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TurboRFP哺乳類細胞発現ベクター
pTurboRFP-C FP231 20μg e-Nacalai.jpg
pTurboRFP-N FP232 20μg e-Nacalai.jpg
TurboRFPバクテリア発現ベクター
pTurboRFP-B FP233 20μg e-Nacalai.jpg
TurboRFP局在化解析用ベクター
pTurboRFP-mito FP237 20μg e-Nacalai.jpg
TurboRFPプロモーターレスベクター
pTurboRFP-PRL FP235 20μg e-Nacalai.jpg

 

TurboFP602

TurboFP602は、赤色タンパク質のTurboRFPの蛍光波長を赤外にシフトさせたバリアントタンパク質です。この性質により、TurboFP602は、真赤の蛍光を示しバックグラウンドのシグナルと区別することが可能です。TurboFP602はさまざまな生物種で発現、検出可能であり、哺乳類細胞においては、トランスフェクションの8-12時間後に蛍光シグナルを検出可能です。また、細胞毒性や凝集も確認されません。

Evrogen_TurboFP602.jpg

(A)Phoenix細胞への一過性のトランスフェクションしたデータ、(B)ミトコンドリアターゲッティング配列を付加したTurboFP602をHeLa細胞に一過性でトランスフェクションした細胞の検出データ、(C)ヒトメラノーマセルラインMel-Juso.に安定的にトランスフェクションした細胞の検出データ
データ(C)提供:Dr. Christian Petzelt(Marinpharm) 

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TurboFP602哺乳類細胞発現ベクター
pTurboFP602-C FP711 20μg e-Nacalai.jpg
pTurboFP602-N FP712 20μg e-Nacalai.jpg
TurboFP602バクテリア発現ベクター
pTurboFP602-B FP713 20μg e-Nacalai.jpg
TurboFP602プロモーターレスベクター
pTurboFP602-PRL FP715 20μg e-Nacalai.jpg
TurboFP602局在化解析ベクター
pTurboFP602-mito FP717 20μg e-Nacalai.jpg

 

TurboFP635 

TurboFP635(Scientific Name:Katushka)は、イソギンチャクEntacmaea quadricolor由来の赤色タンパク質の変異体で、近赤外に蛍光を持つ新規赤色蛍光タンパク質です。TurboFP635は、スペクトルが類似した赤色蛍光タンパク質と比較し、7-10倍程度蛍光強度が高く、成熟速度が迅速かつ光安定性の高い製品です。TurboFP635は、全身イメージングやデュアルカラーをベースとしたハイスループット解析等に適しています。 

 

■アフリカツメガエルの全身イメージング比較データ 

Evrogen_TurboFP6351.jpg

2.5ヶ月齢のTurboFP635、製品Bのそれぞれを発現するトランスジェニックアフリカツメガエルを背面から撮影。
右図よりTurboFP635は個体全体を可視化することが可能な一方、製品Bはほとんど検出されなかったことから、FP635の長波長性の蛍光特性が、全身イメージングに適することが示されています。
データ提供:Shcherbo et al.

 

■TurboFP635を用いた細胞質での発現

Evrogen_TurboFP6352.jpg

TurboFP635発現ベクターの(A)Phoenix細胞への一過性のトランスフェクション、(B)WALKER 256ラット腫瘍細胞への安定的なトランスフェクション、(C)T24ヒト膀胱癌種細胞への安定的なトランスフェクション、(D)転移性黒色腫MelJuSo細胞への安定的なトランスフェクションデータ。
データ提供:Dr. Christian Petzelt(Marinpharm)

 

製品名メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
TurboFP635哺乳類細胞発現ベクター
pTurboFP635-C FP721 20μg e-Nacalai.jpg
pTurboFP635-N FP722 20μg e-Nacalai.jpg

 

License statements 

One or more of the following license statements may apply to products offered by Evrogen on this Web site. 

 

Basic fluorescent proteins-related materials 

Evrogen FP-related products are intended for research use only and covered by Evrogen Patents and/or Patent applications pending. By use of these products, you accept the terms and conditions of the applicable Limited Use Label License #001.

 

CMV promoter

The CMV promoter is covered under U.S. Patents 5,168,062 and 5,385,839, and its use is permitted for research purposes only. Any other use of the CMV promoter requires a license from the University of Iowa Research Foundation, 214 Technology Innovation Center, Iowa City, IA 52242.

 

Invitrogen Gateway® Technology

Invitrogen Gateway® Technology: please see Limited Use Label License No. 19: Gateway Cloning Products.

 

※記載の内容は、'08年6月現在の情報に基づいております。

細胞培養用特性試薬 マイトマイシンC 溶液(1mg/ml)

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細胞培養用特性試薬 マイトマイシンC 溶液(1mg/ml)

マイトマイシンCは、細胞内で還元されDNAの核酸塩基分子に結合し、二本鎖DNAへの架橋形成を介して、DNAの開裂を阻止することによりDNAの複製を阻害します。青紫色の抗生物質で、抗腫瘍活性、およびグラム陽性菌・陰性菌に対する強力な抗菌作用、変異誘発作用を有しています。

 

 

特長
  • 培養細胞にそのまま使用可能 - 無菌調製品
  • 冷凍庫から出してすぐ使用可能 - 冷凍庫(-20℃)で固化しない
  • 成分の析出なし - 溶液組成安定性抜群

 

マイトマイシンCは溶解後、不安定であることが知られており、水もしくはPBSに溶解した場合、冷凍保存すると成分が析出してしまい、また、力価が90%以上保持される期間は冷蔵で約3日間、室温で約1日間です。しかしながら、本品の溶液組成における安定性は非常に高く、有効期限は2年(冷凍・遮光保存)です。

 

図1.マイトマイシンC溶液の安定性

MitomycinC_antei.jpg

本品(#20898)、PBS溶液、水溶液(各1mg/ml)を冷凍もしくは冷蔵で保存し、2ヵ月後および10ヶ月後に力価を測定し、各溶液における残存力価を比較しました。PBS溶液および水溶液では力価の低下が確認されましたが、本品ではほとんど力価は低下していませんでした。本品は冷凍保存で2年間安定であることを確認しています。

 

 

製品内容

マイトマイシンCを1mg/mlの濃度に調製した10v/v%エタノール・90v/v%エチレングリコール溶液

 

 

用途

マイトマイシンCの細胞増殖停止作用を利用して、次のような用途に使用できます。

  • フィーダー細胞の作製
  • 毒性試験などにおける、細胞数測定試薬(MTTなど)使用時の細胞数固定

 

 

使用例
■フィーダー細胞の作製(ES細胞培養)
  1. マウス胎児繊維芽細胞(STO細胞など)をコンフルエントになるまで培養します。
  2. 本品を最終濃度10μg/mlとなるように添加・混合します。
  3. CO2インキュベーター内で37℃、2~3時間インキュベートします。
  4. 培地を吸引除去し、PBSで2回洗浄します。
  5. トリプシン-EDTA溶液で細胞を剥離し、回収します。
  6. 細胞数を計測し、あらかじめゼラチン処理した培養容器に適切な細胞数を播種します。
  7. CO2インキュベーター内で培養します。
  8. 翌日、細胞が生着し、フィーダーとして使用できます。

 

STO細胞にマイトマイシンCを10μg/mlの濃度で作用させ、その作用時間の関係を確認しました。常法に従い2時間処理した場合、細胞の増殖が停止し、培養日数の経過とともに少しずつ細胞数が減少していました。また、6時間処理した場合は細胞の死滅が早い現象が認められました。本品はPBS溶液(用時調製)と同等の性能を有していることが認められました。 

 

図2.フィーダー細胞作製時のマイトマイシンC処理時間の影響

MitomycinC_feeder.jpg

マイトマイシンC溶液を最終濃度が10μg/mlとなるように添加し、1時間・2時間・6時間作用させ、処理後1日~10日経過した細胞の細胞数をMTT法により測定しました。

<検討条件>
培地:MEM w/NEAA(#21443-15) with 10% 牛胎児血清
総液量:0.1ml/well(96well plate 使用)
細胞数測定:MTT 細胞数測定キット(#23506-80)

 

 

アプリケーション
■細胞に対する影響

マイトマイシンCをSTO細胞に作用させ、濃度および作用時間と細胞数の関係を確認しました。本品はPBS溶液(用時調製)と同等の性能が認められました。

 

図3.マイトマイシンC溶液のSTO細胞に対する影響

MitomycinC_STO.jpg

マイトマイシンC溶液を最終濃度が0~100μg/mlとなるように添加し、2時間・6時間・24時間作用させ、5日間培養した後にMTT法により細胞数を測定しました。

<検討条件>
培地:MEM w/NEAA(#21443-15) with 10% 牛胎児血清
総液量:0.1ml/well(96well plate 使用)
細胞数測定:MTT 細胞数測定キット(#23506-80)

 

■製品保存期間の細胞に対する影響 

製造ロットの異なる2種類の製品を用いて、細胞に対する保存期間の影響を確認しました。本試験時において、Lot.①は調製後17ヶ月経過、Lot.②は調製後4ヶ月経過したものです。両者の結果より有効期限内の製品であれば、用時調製品と同等の性能を有していることが認められました。

 

図4.マイトマイシンC溶液の保存期間の影響

MitomycinC_hozon.jpg

マイトマイシンC溶液を10μg/mlの濃度で2時間作用させ、処理後2日・6日・9日経過した細胞の細胞数をMTT法により測定しました。力価は、本試験に使用時の残存力価(%)を示しています。

<検討条件>
培地:MEM w/NEAA(#21443-15) with 10% 牛胎児血清
総液量:0.1ml/well(96well plate 使用)
細胞数測定:MTT 細胞数測定キット(#23506-80)

 

 

価格表 
製品名規格貯法製品番号容量オンライン
カタログへ
Mitomycin C Solution(1mg/ml) SP 冷凍 20898-21 1ml e-Nacalai.jpg

 

※記載の内容は、'16年2月現在の情報に基づいております。

Biotium社 アポトーシス検出キットNucView™

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Biotium社 アポトーシス検出キットNucView™

biotium-logo-final_web.jpg

 

 

 

 

アポトーシスに関与する活性化Caspase-3をリアルタイムで検出できるキットを2種類紹介します。

 

 

原理

399_genri.jpg

NucView™ Caspase-3 Substrateは、蛍光DNA dyeとCaspase-3特異的基質DEVDから構成されています。本製品は、細胞膜透過性を有する非蛍光性の分子で、DNAへの親和性を有しません。しかし、アポトーシスによる活性化Caspase-3存在下においては、基質部位が分離されます。遊離したDNA dyeは、DNAとの親和性を生じ、複合体を形成した際は、鮮やかな緑色蛍光を発します。

 

 

NucView™ 488 Caspase-3 Assay Kit for live cells 

特長
  • 生細胞で観察が可能
  • アポトーシスの進行を止めることなく観察が可能
  • 同時にCaspase-3活性の検出と細胞核の染色が可能
  • 操作はインキュベーションのみ
  • 細胞を固定化後、多重染色も可能

 

 

使用例

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スタウロスポリン誘導を行ったMDA-MB-231細胞を1μMのDEVD-NucView™ 488 Caspase-3と37℃で30分間インキュベーションした後、3.7%ホルムアルデヒドを用い固定化した。固定化した細胞は、透過処理を行った後、Sulforhodamine 101-phalloidin(Texas Red®-phalloidin(#00033))で染色した。アポトーシスを起こした細胞の核のDNAは、酵素的にNucView™から遊離したDNA色素により緑色に染色される。一方、細胞骨格は、F-アクチン結合性のPhalloidinにより赤色に染色された。

 

399_siyourei_1.jpg

1時間、2.5時間、5時間とさまざまなインキュベーション時間でスタウロスポリン処理した細胞をフローサイトメトリーにて検出。分析前に、誘導した細胞を本製品(10μM)と15分間インキュベーション。Caspase-3陽性細胞の割合を提示。
1時間:10%(図B)
2.5時間:80%(図C)
5時間:97%(図D)

 

 

キット構成
  • NucView™ 488 Caspase-3 substrate, 0.2mM in DMSO(250μl×2)
  • Caspase-3 inhibitor Ac-DEVD-CHO, 2mM in DMSO(20μl)

 

 

価格表
製品名貯法メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
NucView™ 488 Caspase-3 Assay Kit for live cells   冷蔵 30029 100-500 assays e-Nacalai.jpg
30029-T 25-125 assays e-Nacalai.jpg
NucView™ 488 Caspase-3 Enzyme Substrate 1mM in DMSO 冷蔵 10402 100μl e-Nacalai.jpg

 

 

Dual Apoptosis Assay with NucView™ 488 Caspase-3 substrate and sulforhodamine101-annexin Ⅴ

特長
  • 複数の指標でアポトーシスを検出

NucView™によるCaspase-3活性の検出、核の形態変化の検出とSulforhodamine101-annexin Ⅴによる細胞膜上のホスファチジルセリンの検出が可能

  • 生細胞で観察が可能
  • アポトーシスの進行を止めることなく観察が可能
  • 操作はインキュベーションのみ
  • 細胞を固定化後、多重染色も可能 

 

 

使用例

399_siyourei_2.jpg

アポトーシスが生じているJurkat細胞をsulforhodamine 101-annexin Ⅴ(Texas Red®-annexin Ⅴ)とNucView™ 488 Caspase-3で染色。annexin Ⅴは細胞膜から露出しているホスファチジルセリンを赤色に染色し、NucView™ 488 Caspase-3は核を緑色に染色した。アポトーシスのステージの異なる細胞がそれぞれ検出されているデータを提示する(左右のデータ)。

 

 

キット構成 
  • NucView™ 488 Caspase-3 substrate, 0.2mM in DMSO(250μl)
  • Sulforhodamine 101-annexin Ⅴ, 50μg/ml in TE buffer containing 0.1% BSA and 0.1% NaN3, pH7.5(250μl)
  • Annexin Ⅴ binding buffer(10ml)
  • Caspase-3 inhibitor Ac-DEVD-CHO, 2mM in DMSO(20μl)

 

 

価格表
製品名貯法メーカー
製品番号
容量オンライン
カタログへ
Dual Apoptosis Assay with NucView™ 488 Caspase-3 substrate and sulforhodamine 101-annexin Ⅴ  冷蔵 30030 50-250 assays e-Nacalai.jpg
NucView™ 488 Caspase-3 Enzyme Substrate 1mM in DMSO 冷蔵 10402 100μl e-Nacalai.jpg

 

※記載の内容は、'14年3月現在の情報に基づいております。

LabFab News Chemicals October 2016 発行

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掲載内容

各ページのPDFをご覧になれます。

ケミカルメーカー
Chem-Impex International社 ご紹介
    (PDF 697KB)

Chem-Impex International

Chem-Impex International社は、アメリカ合衆国イリノイ州ウッドデールに本社のあるケミカルメーカーです。1981年の創業より、世界各国の最先端の研究者、大学、製薬企業やバイオテクノロジー関連の企業などに製品を提供しています。今回は同社が取り扱うユニークなビルディングブロックの中から、一部を紹介します。

アセトフェノン類    (PDF 594KB)

Apollo Scientific

アセトフェノン類は、食品、化粧品、医薬などさまざまな分野で利用されている化合物群です。出発原料やビルディングブロックとして多くの利用例が報告されています。今回はApollo Scientific社取り扱い製品の中から一部を紹介します。

複素環化合物    (PDF 599KB)

Ark Pharm

Ark Pharm社は、特長的な化合物から汎用的な化合物まで幅広く取り扱う有機化合物のメーカーです。今回は他社で販売の少ない複素環化合物の中から、一部の製品を紹介します。掲載以外の製品はArk Pharm社Web siteをご参照ください。

ボロン酸 / ボロン酸エステル    (PDF 629KB)

Ark Pharm

Ark Pharm社は、特長的な化合物から汎用的な化合物まで幅広く取り扱う有機化合物のメーカーです。今回はボロン酸とボロン酸エステルの中から、一部の製品を紹介します。掲載以外の製品は、Ark Pharm社Web siteをご参照ください。

クロスカップリング反応用
触媒・リガンド
     (PDF 673KB)

Strem

クロスカップリング反応は、有機合成化学の中で非常に重要な合成反応です。今回はStrem社のクロスカップリング反応に関わる触媒の中から、一部の製品を紹介します。

SiliaCat® Pd0 & Pt0(不均一系触媒)     (PDF 758KB)

SiliCycle®

SiliaCat®シリーズは、シリカゲルを有機修飾した新しいタイプの不均一系触媒で、熱安定性や物理的強度に優れ、反応後の分離や洗浄も容易です。今回は、SiliaCat® Pd0とSiliaCat® Pt0について実験データと共に紹介します。

アゼチジン誘導体    (PDF 639KB)

Apollo Scientific

アゼチジン(Azetidine)は、3個の炭素と1個の窒素から構成される飽和四員環複素環化合物であり、その誘導体であるβラクタム環は、医薬品の重要な骨格です。アゼチジン類は、物性の改良(脂溶性、溶解性、塩基性)に利用されます。また、抗がん剤や抗精神病薬としても注目されています。今回はApollo Scientific社製品の中から一部を紹介します。

崩壊試験・溶出試験用 調製液シリーズ     (PDF 966KB)

ナカライテスク

弊社ではお客様のご要望に応じた各種調製液の製造・販売を行っています。各種調製液の中から崩壊試験・溶出試験に使用される一部の製品を紹介します。

LGC Standards社
医薬品不純物および類縁物質の標準品
     (PDF 737KB)

LGC Standards

LGC Standards社(ドイツ)はLGCグループの一部門で、医薬品、食品、環境、工業などの幅広い分野で、ヨーロッパを中心として世界中に標準物質を供給しています。 今回はLGC Standards社の3,900種類以上におよぶ医薬品不純物および類縁物質の標準物質の中から、一部の製品を紹介します。

 

 

COSMOSIL 5C18-MS-Ⅱによる
フラボノイドの分析例
    (PDF 800KB)

ナカライテスク

 

 

アグリコンに付加した糖の数が多い化合物は、C18カラムでの保持が小さい傾向があり、適切な分析条件を選択する必要があります。今回はフラボノイドの一種であるケルセチン配糖体やヘスペレチン配糖体を一般的なC18カラムで分析しましたので紹介します。

全ページ分のPDFはこちら

 

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Norgen社 唾液DNAの採取・保存・抽出キット

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唾液サンプル中のDNAを長期間保存可能

norgen-biotek.jpg

 

 

  

  

  

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Saliva DNA Collection, Preservation and Isolation Kit

Norgen’s Saliva DNA Collection, Preservation and Isolation Kit is an all-in-one solution designed for:

 

  1. Simple and non-invasive saliva collection;saliva%20device_700.jpg
  2. Preservation of DNA in saliva samples at ambient temperature;
  3. Isolation of high quality DNA within a laboratory setting.

 

 

 

 

The Saliva DNA Collection, Preservation and Isolation Kit contains 50 Individual Saliva DNA Collection and Preservation Devices, as well as the required reagents for the subsequent laboratory isolation of the saliva DNA from the preserved samples. Each of the 50 Individualized Saliva DNA Collection, Preservation and Isolation Kits consists of 3 components: (1) Saliva Collection Funnel and Collection Tube, (2) Collection Tube Cap, and (3) Norgen’s Saliva DNA Preservative contained within a sealed squeezable ampoule. Saliva samples are collected by spitting inside the Collection Funnel which has been assembled with the Collection Tube. After collecting the required volume of saliva the Collection Funnel is removed and the contents of the Preservative Ampoule are then added and mixed with the collected saliva. The Saliva Collection Tube is subsequently sent to the laboratory for DNA isolation and analysis. Each of Norgen’s Collection Tubes is labeled with a unique serial number that can be used for secure and anonymous tracking of the sample. The saliva DNA in preserved samples is stable for more than 5 years at room temperature. This kit is ideal for collecting, preserving and isolating DNA samples for epidemiological and population studies.

 

 

Saliva DNA from Preservative

Norgen’s Saliva DNA Preservative is an aqueous storage buffer designed for rapid cellular lysis and subsequent preservation of DNA from fresh specimens. The buffer prevents the growth of Gram-negative and Gram-positive bacteria and fungi, and also inactivates viruses allowing the resulting non-infectious samples to be handled and shipped safely. In addition, the buffer eliminates the need to immediately process or freeze samples and allows the samples to be shipped to centralized testing facilities at ambient temperature. The components of the buffer allow samples to be stored for more than 5 years without any detectable DNA degradation.

 

 

Nucleic Acid Isolation from Preservative

Saliva DNA is isolated from the preserved saliva samples via alcohol precipitation using the provided reagents. Saliva DNA can also be isolated from the preserved saliva samples using Norgen's spin column-based kit (Norgen's Saliva DNA Isolation Kit - Cat# RU45400) or Norgen's 96-well format kit (Norgen's Saliva DNA Isolation 96-Well Kit - Cat# RU35200).

 

 

RU35700-fig1.jpg

Figure 1. Stability of DNA Preserved in Norgen's Saliva DNA Preservative at Room Temperature for up to 75 Months. Saliva samples were collected from numerous donors and mixed, and then an equal volume of Norgen's Saliva DNA Preservative was added to the saliva. The preserved saliva was then stored at room temperature for up to 75 months. Saliva DNA was subsequently isolated at 1 week, 3 weeks, 1 month, 2 months, 4 months, 6 months, 8 months, 12 months, 20 months, 32 months, 40 months, 52 months and 75 months from 0.5 mL of the saliva/preservative sample using Norgen's Saliva DNA Isolation Kit (Cat. RU45400). For visual analysis, 100 µL of the purified DNA was run on an agarose TAE gel. As it can be seen, there is no evidence of DNA degradation after the saliva samples are stored for 75 months at ambient temperatures in Norgen's Saliva DNA Preservative. Furthermore, the size of the DNA was maintained over 24 kb for the entire 75 month period. M: Norgen's UltraRanger 1 Kb DNA Ladder (Cat. 12100).

 

 

RU35700-fig2.jpg

Figure 2. Detection of GAPDH Using Taqman Real-time PCR from the Saliva Samples Stored at Room Temperature from 1 Week Up to 75 Months. The quality of the saliva DNA stored at room temperature did not change from 1 week to 75 months, as indicated by the fact that the Ct values remained consistent. The improvement in the Ct values from the real-time PCR graph (red) also indicate the impact of the improved saliva DNA isolation method provided by the Saliva DNA Isolation Kit (Cat. RU45400).

 

 

 

Kit Specifications
Volume of Saliva Collected
2 mL
Volume of Saliva-Preservative Mix
4 mL
Preservation Temperature

Room temperature

Preservation Time
Up to 75 months at room temperature
Time to Complete DNA Isolation
35 minutes
Average Yield from 0.5 mL
5 - 20 μg
Average OD 260/280
1.7

 

 

Cat # Description Size
RU35700 Saliva Collection, Preservation and Isolation Kit 50 Devices

 

For more information visit

https://norgenbiotek.com/product/saliva-dna-collection-preservation-and-isolation-kit#

 

 

 

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ジスルフィド結合を切断する還元剤 TCEP-HCl

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ジスルフィド結合を切断する還元剤
TCEP-HCl

Tris(2-carboxyethyl)phosphine Hydrochloride〔TCEP-HCl〕は、タンパク質内やタンパク質間のジスルフィド結合を切断する還元剤です。2-メルカプトエタノールと異なり毒物に該当しない還元剤で、電気泳動用試料緩衝液やサンプル抽出時などタンパク質研究で広く使用されています。

 

特長
  • 毒物非該当
  • 還元力が強い
  • 無臭
  • 広範囲のpHで使用可能

 

 

製品説明
TCEP_1.jpg

広い範囲のpHの水溶性緩衝液によく溶解する。
酸性および塩基性の水溶液は安定。
直接水に溶解すると、pHは約2.5になる。
中性付近のりん酸緩衝液では、不安定である。
PBS Bufferで使用する場合は、使用の直前に溶解準備する。
SDS-PAGEのローディングバッファーには、25~50mMで使用されることが多い。

 TCEPによるジスルフィド結合の還元

  TCEP_2.jpg

 

 

 

 

性能評価 
■還元力■熱安定性
TCEP_3.jpg TCEP_4.jpg
※pH未調整
※TCEPの還元力を100%として比較
※pH未調整
※各々の試薬の調製時の還元力を100%として保存後に残存する還元力の割合を比較

還元力・熱安定性の比較における還元力の測定方法】

サンプル 2ml 
(熱安定性の比較に用いたサンプルは測定前に0.5mMに希釈)
 ↓ 5mM 4, 4'-ジチオジピリジン 100μl
 ↓ 5分間反応
吸光度測定(324nm)

■SDS-PAGE用試料緩衝液に添加するTCEP濃度
TCEP_5.jpg

 

試料緩衝液(2倍濃縮)、0.5M TCEP(pH7.0)、γ-グロブリンを下記の濃度になるよう調製
↓加熱(90℃~95℃)、5分間
↓冷却
SDS-PAGE(12%ゲル)
染色(ラピッドステインCBBキット 製品番号30035-14)

 

①タンパク質マーカー ⑥TCEP 10mM
②2ME 5%(一般組成) ⑦TCEP 5mM
③TCEP 100mM ⑧TCEP 2.5mM
④TCEP 50mM ⑨TCEP 1mM
⑤TCEP 20mM ⑩TCEP 0mM
γ-グロブリン(2.5μg/レーン)
価格表 
製品名規格貯法製品番号容量オンライン
カタログへ

Tris(2-carboxyethyl)phosphine

Hydrochloride〔TCEP-HCl〕

SP 冷蔵 07277-61 1 g e-Nacalai.jpg
07277-16 10 g

記載の内容は、'16年9月現在の情報に基づいております。
研究者の皆様のご所属などは、データご提供時の情報に基づいております。

 

 

LabFab News Vol.14 October 発行

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掲載内容

各ページのPDFをご覧になれます。

3時間で完結・貴重な時間をセーブ
高速電気泳動・ウェスタンブロッティング試薬
    (PDF 215KB)

ナカライテスク

電気泳動からウェスタンブロッティングまでの操作が驚きの速さで完結する弊社Bulletシリーズを紹介します。

タンパク質電気泳動用サンプル調製試薬    (PDF 186KB)

ナカライテスク

タンパク質電気泳動時のサンプル調製に有用な製品を紹介します。

簡単にレンチウイルスの力価を向上
レンチウイルス濃縮試薬
    (PDF 216KB)

OriGene

OriGene社ではレンチウイルスの濃縮キットを販売しています。本製品は超遠心が不要で、簡単にレンチウイルスを濃縮し、力価を格段に向上できる試薬です。

医薬品開発研究用SEC-HPLC純度保証タンパク質    (PDF 187KB)

ACROBiosystems

医薬品開発のアッセイに使用されるリコンビナントタンパク質は高品質であることが要求されます。ACROBiosystems社では、医薬品開発に関連するターゲットタンパク質やバイオマーカータンパク質について、SEC-HPLC(サイズ排除高速クロマトグラフィー)により純度保証を行った一連の製品を販売しています。

Reversible CD3/CD28 Streptamers®    (PDF 294KB)

IBA

本製品はT細胞を増殖させるための製品で、非磁性の可溶性タンパク質複合体です。

がんとエピジェネティクス    (PDF 182KB)

Tocris

Tocris社では、さまざまなターゲットに対するアゴニスト、アンタゴニストを用意しています。今回はエピジェネティックタンパク質を標的とし、がんに作用する阻害剤を一部紹介します。

STINGリガンド    (PDF 165KB)

InvivoGen

環状ヌクレオチド(CDN)とDMXAAなどのXanthenone誘導体は、STINGを活性化し、強力なI型インターフェロン応答を誘導します。今回は、STINGリガンドについて、新製品と共に製品ラインアップ全体を紹介します。

抗膵臓特異的タンパク質抗体    (PDF 199KB)

Atlas Antibodies

Atlas Antibodies社は、正常・がん組織や各種細胞株で検証した免疫染色のデータが豊富な高品質な抗体を提供しています。今回は膵臓に特異的に発現するタンパク質に対する抗体を紹介します。

さまざまな研究対象の抗体がさらに充実
モノクローナル抗体 新製品
    (PDF 161KB)

Santa Cruz

Santa Cruz社では、キナーゼとホスファターゼ、シグナル中間体、腫瘍抑制因子/アポトーシスなどさまざまな研究対象の抗体に、新しくラインアップを追加しました。今回はその中から、一部の製品を紹介します。

全ページ分のPDFはこちら

 

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Tocris社 2016年9月新製品

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Tocris_a-bio-techne-brand_logo.png

 

 

 

 

 

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New products are an essential component of our range. Introductions are made on an ongoing basis, with hundreds of new small molecules, peptides and antibodies being added every year. Our aim is to find the latest, otherwise unobtainable research tools, and bring them to the market as quickly as we can.

 

Cat.No. Product Name Activity
6044 AS 8351 Induces reprogramming of fibroblasts into functional cardiomyocytes
5903 CATPB FFA2 antagonist/inverse agonist
6003 PF 05105679 Selective TRPM8 blocker
5770 MONNA Potent TMEM16A (Anoctamin-1) blocker
6026 Oleanolic acid Selective GPBA receptor (TGR5) partial agonist
6004 PF 06281355 Selective myeloperoxidase (MPO) inhibitor
5954 MSG 606 Potent human MC1 receptor antagonist; also MC3 and MC5 partial agonist
4546 rac-CCT 250863 Potent Nek2 inhibitor
6006 Acein High affinity angiotensin-converting enzyme (ACE) ligand
5849 EC 19 Synthetic retinoid; induces differentiation of stem cells
5715 ADX 71743 Potent and selective NAM at mGlu7 receptors; bioavailable and brain penetrant
1332 Roscovitine Potent, selective cyclin-dependent kinase inhibitor

 

 

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大阪営業所の分割と名称変更のお知らせ

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このたび10月3日(月)に大阪営業所を分割し、名称をそれぞれ大阪1営業所、大阪2営業所に変更することになりましたのでお知らせします。

 

これを機に、社員一同より一層の努力をしてまいりますので、何卒倍旧のご支援ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

 

名称変更日:平成28年10月3日(月)
住   所:〒564-0072 大阪府吹田市出口町41号(大阪営業所より変更なし)

 

新名称・連絡先等:

 

営業第1本部 営業1部 大阪1営業所
TEL:06-4861-7500 FAX:06-4861-7502
E-mail:info.osaka-1@nacalai.co.jp

 

営業第1本部 営業2部 大阪2営業所
TEL:06-6105-8060 FAX:06-6105-8061
E-mail:info.osaka-2@nacalai.co.jp

ACROBiosystems 社創薬研究用リコンビナントタンパク質 40% Off キャンペーン

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ACROBiosystems 社は、創薬研究関連のタンパク質および抗体の製造やサービスを行う米国のメーカーです。
哺乳動物細胞をベースにしたタンパク質の産生をコアの技術としています。
今回、創薬研究に有用なリコンビナントタンパク質のキャンペーンを実施します。ぜひご利用ください。

 

期間:2016年10月3日(月)~11月30日(水)

内容:ACROBiosystems社社創薬研究用リコンビナントタンパク質 希望納入価格の 40% Off

対象製品はこちら

 20161001_ACROBio-Cam.jpg

 

キャンペーン内容はこちら(PDF 840KB)

 

Tocris社 2016年10月新製品

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Tocris_a-bio-techne-brand_logo.png

 

 

 

 

 

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New products are an essential component of our range. Introductions are made on an ongoing basis, with hundreds of new small molecules, peptides and antibodies being added every year. Our aim is to find the latest, otherwise unobtainable research tools, and bring them to the market as quickly as we can.

 

 

 

Cat.No.

Product Name

Activity
5995 AMG 517 Potent TRPV1 antagonist
5919 PI 3065 Potent and selective PI 3-kinase p110δ inhibitor
5701 AMG 853 Potent dual CRTH2 and prostaglandin D2 (PGD2) receptor antagonist
6020 URB 602 Non-competitive MAGL inhibitor
5761 RG 102240 Gene switch ligand for use in induceable gene expression systems
5742 AZ PFKFB3 67 Potent and selective PFKFB3 inhibitor
5708 BAY 41-8543 Guanylyl cyclase (sGC) stimulator
6025 (S)-Crizotinib Potent MTH1 inhibitor
6010 BRD 4354 HDAC5 and HDAC9 inhibitor
5983 BMS 986187 Potent δ-opioid receptor positive allosteric modulator
5789 AM 4668 Potent FFA1 (GPR40) agonist
5570 STOCK2S 26016 Lysine deficient protein kinase (WNK) signaling inhibitor
5965 ISAM 140 High affinity A2B receptor antagonist
5762 BMS 795311 Potent cholesteryl ester transfer protein (CETP) inhibitor
5695 Eggmanone Potent and selective PDE4 inhibitor; suppresses hedgehog signaling

 

 

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Atlas Antibodies社 抗体 大幅プライスダウン!

InvivoGen社 リレーキャンペーン第3弾

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InvivoGen社は自然免疫研究用試薬で高い評価を受けているメーカーです。リレーキャンペーン第3弾として、PRRリガンドを特別価格で提供します!

この機会にぜひご利用ください。

 

対象製品はこちら

※InvivoGen社リレーキャンペーン第3弾の対象製品はe-Nacalai Topページの「キャンペーン情報」から「InvivoGen社リレーキャンペーン第3弾」を選択してください。

 

期間:2016年11月1日(火)~2016年12月22日(木)

内容:希望納入価格の 30%OFF

 

 invivogen_campaig_part3_2016.jpg

 

 

▸キャンペーンフライヤーPDF(1.9MB)

 

 

COSMOSILカラム2016-2017ウィンターキャンペーン

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この度、コスモシールカラムを特別価格で提供しますので、ぜひこの機会をご利用ください。 

期間:2016 年11 月1 日(火)~2017 年3 月17 日(金)

内容:希望納入価格の最大 40% Off

 

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キャンペーン内容はこちら(約9MB)

Euriso-Top社 NMR用D化溶媒ウインターキャンペーン

COSMOSILカラム2016-2017ウィンターキャンペーン

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この度、コスモシールカラムを特別価格で提供しますので、ぜひこの機会をご利用ください。 

期間:2016 年11 月1 日(火)~2017 年3 月17 日(金)

内容:希望納入価格の最大 40% Off

 

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キャンペーン内容はこちら(約9MB)

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